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コトコ、入院

コトコが5日間の入院から無事生還した。
実家にいるとき喘息の発作が出て、いつものことかと思っていたら
あまりに苦しげなので時間外で近所の小児科にかかると、即
「入院だね」と。
結局自宅まで戻り3人を出産した総合病院に入院することとなった。

赤ん坊もいるので入院手続きやら全てオットが行い、
この日私が病室にいけたのは夜10時過ぎの15分だけ。
小児専用の檻(柵だけど)に囲まれたような恐ろしげなベッドの中で、
点滴につながれたコトコはあまりの苦しさに無表情、無言、無反応で
私を見つめるだけだった。

それでも荷物を片付け、着替えをさせ、飲み物をようやく一口飲ませ、
「じゃあ明日朝一番でまた来るからね」と帰ろうとすると、
突然無言のまま顔をぐちゃぐちゃに歪ませ、目から大粒の涙をこぼして
私に帰るなと身振りで訴えた。
駐車場の車の中で赤子、しょうたろと待つオットからは
「赤子が泣いている、早くして」との大量の着信、
ポケットの中でずっと携帯がブルブル震えている。
でも、こんなコトコを残して帰れない。
私も檻の中に入って抱きしめて一緒に泣いた。

保育園の毎朝のお別れでも一度も泣いたことがなくて、「おかーやんいなくても
ぜんぜん平気!」と日々豪語するコトコがこんなふうに私にしがみついている。
抱きしめていると彼女の胸からそれは恐ろしいゼーゼーヒューヒューという
音が振動とともに伝わってきて、
このまま死んじゃったらどうしよう、どうしよう、どうしようと戦慄した。

その後体内の酸素濃度が一向に上がらず、酸素マスクと24時間のステロイド点滴を
しても入院時よりも下回り続け心配したが、4日目の夜からようやく回復の兆しが見え、
5日目には数値も正常値に。そのまま退院となった。

退院は本当に嬉しいし、本人も今は入院なんてしてたっけ?というぐらい
元気いっぱいなのだけど、同じく小児喘息だった私は、喘息の発作はちょっとした
条件が揃えばすぐに起こるものだということがとわかっていて、
だからコトコの退院はゴールじゃなくてひとつの通過点でしかないと思っている。

今晩はちょっと冷え込むなあと思えばその夜中に、
冷たい外気の中で少し走ったりすると帰宅した途端、
温かい屋内でも大笑いしたその30分後に、
やつはやってくる。苦しい苦しい発作。

これまで毎日予防薬として粉薬を飲ませていたけど、レベルをひとつあげて
毎日自宅でステロイドの吸入をすることとなった。
入院先では副作用は口や喉が渇きやすくなることぐらいとの説明だったが、
かかりつけ医は「発育が悪くなるけど喘息の発作を止めるほうが大事」と。
発育が悪くなる・・・?
聞き捨てならない。
でも、発作を起こさせてはいけない。それが今は一番だ。

入院中、毎晩、帰ろうとする私に檻の中から服を引っ張って
「帰らないで!コットンも家に連れていって!」と号泣するあの光景、
二度と見たくない。
家のチャイムが鳴ると「コットン!?帰って来たのかな!?」と玄関に
走って行って、それが違うとわかってがっかりするしょうたろも
見たくない。

アトピーに喘息、コトコに私のアレルギー体質はしっかり引き継がれてしまった。
だから、私が守るんだ。




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37歳、愛知県在住。 仕事と育児に関する記録をつけています。 4歳の双子と1歳、3児の母です。

ゆき

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