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[C292] いたく同感

ご自身のお子さんのみならず
どこかのだれかさんにも慈しみの思いをはせるゆきさん、

素晴らしいです。
  • 2012-01-27 17:45
  • coma
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[C293] comaさん

子どもが亡くなる事件事故のニュースを目にすると、どうしても「うちの子と同い年だ」とか「2歳しか違わないのに」とか自分の子どもと照らし合わせて考えてしまい、今まで以上に胸が痛みます。特に虐待は、、、
  • 2012-01-31 06:32
  • ゆき
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記憶の彼ら

東京は吹雪だと言うし、雪こそ降っていないこちらだって良い天気の
日中でもせいぜい5、6度までしか気温が上がらず、寒い。

昨日の昼、近所の大きなパン屋に行った。
パン屋での買い物ほど子連れにハードルの高いものはないかもしれない。
だから、すぐに戻るからと双子と赤子の3人を車に残し私1人で店内へ。
車はエンジンを切りロックしていた。窓は締め切り。

思いのほか込んでいて、結局10分ぐらいかかってしまった。
車に戻るとーーー。
しょうたろはほっぺを涙で濡らしたまま寝ていた。
コトコがその横で赤い顔をし、車に乗り込んだ私に泣きながらわめきちらす。

「おかーやん!ずっとずっとコットンとしょうクン待ってたんだよ!
あついよ、あついよ!ってずっと泣いてたんだよ!
あついよーー!うわーーーーん!」

真冬でも、日のあたる車中の体感温度は相当高かったらしい。
2人とも額にじんわり汗して真っ赤な顔をしていた。

ごめん!ほんとごめん!こんな暑いと思わなかったの!
こんなに時間かかるとも思ってなくて!
ほら、大好きなクリームパンだよ!

慌ててパンを渡そうとしたけれど、開けた窓から入る外気の冷たさに
落ち着いたような表情を見せながら、すぐにコトコも寝てしまった。
2人をじっと見ていると、火照ったほっぺ以外は特に変わった様子はない。
赤子は何事もなかったかのように、パン屋に行く前と同じように
スヤスヤ寝ている。
双子はおそらくもともと眠かったのもあったのかもしれないが、
それにしても、だ。


ああ。どうしよう。
私、なんてことをしてしまったんだろう。
真冬だからと、すぐに戻るからと油断していた。
チャイルドシートのベルトもはずさない状態で
暑い車内に閉じ込めてしまった。
しょうたろの泣き腫らし、泣きつかれた顔と
コトコの、まるで信頼していた人に裏切られたような表情に
取り返しのつかないことをしてしまったと呆然とした。

その後眠る三人を乗せて家に戻る間、
胸のどんよりとしたつかえが取れることはなかった。
毎年真夏に車内に取り残された小さな子が命を落とす事故が起こるけれど、
それに似たようなことを自分がしてしまった、、、
そして真冬でもこんなに暑いと訴えるのに、
真夏に命を落とした子どものことを考えると、
今しょうたろ達の尋常でない様子を見たばかりだけに
胸がしめつけられる思いがした。
身を焼くような暑さの中で、
自分を置いて戻ってこない親をどんな思いで待っただろう。
これ以上凄惨な状況があるだろうか。


時々子どもの虐待死を伝えるニュースを見るけれど、
最近はすぐにチャンネルを変える。最後までニュースを聞いていられない。
その子どもが可哀想で耐えられない。
その親が憎たらしくてお前が死ねばいいのにと思う。
お前が殺されれば良かったのにと思う。
そして何より、虐待され亡くなった子どもの顔がしょうたろだったり
コトコだったりする絵が浮かんでしまい、耐えられない。


最近オットと話していて目からうろこだったこと。
小学校のとき、真冬でも半袖半ズボンで通す男の子が学年に数人いた。
多くは「オレ、体鍛えるんだ!」っていうノリの元気な子。
でも、そういえば1人だけ様子が違う男の子がいた。
一年中、毎日同じ、赤のギンガムチェックの半袖ブラウスに半ズボンだった。
周りの男の子たちが「また赤シャツかよ!女みてー!」「寒くないのかよ!」
とからかい、彼は「オレは体鍛えたいんだよ!」とやり返していたけど、
あれは違うと思う。あの服しか親から与えられていなかったんだ。
オットは「ある意味の虐待で真冬でも半袖半ズボンの子もいた」と。
彼がそうだったんだと思う。

当時私は彼も元気な1人だとぼんやり思っていたけど、
オットの一言で急に半袖赤シャツの彼が私の前に現れた。
真冬に好き好んでではない半袖で毎日学校に行くの、
どんなに寒かっただろうな。拷問に近かったね。
誰にもほんとの気持ち言えずに、小学生の彼はどうやって
毎日を過ごしていたんだろう。

一度そんなふうに記憶の紐をゆるめると、あの子もこの子も
と次から次へと現れる。
同じ団地のあの女の子のご両親、2人とも知的障害があるようだった。
家に遊びに行ったら家具が一個もなくて、畳の上でランニングの
お父さんが寝転がっていて、ドラマみたいだけどその横に一升瓶が転がってた。
彼女は遠足のときお弁当を隠すように食べていて、でもちらっと見えたのは
キュウリの輪切りが5、6個とコーンが2、3粒だけ。
虐待ではないけれど、あの状況で小学生が誰にも助けられずひっそりと生きている。
福祉の手が届いていたようにはとても思えない。
なっちゃんのことを思い出しては胸がしめつけられる。

最近はそんなことばかりを思い出しモヤモヤしてしまう。
たぶんしょうたろ達の年格好が記憶の彼らに近づいてきているから。
私にできることは何があるのかな。
今の私のまわりに記憶の彼らみたいな子どもはいないだろうか。








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  • 2012-01-27 17:45
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子どもが亡くなる事件事故のニュースを目にすると、どうしても「うちの子と同い年だ」とか「2歳しか違わないのに」とか自分の子どもと照らし合わせて考えてしまい、今まで以上に胸が痛みます。特に虐待は、、、
  • 2012-01-31 06:32
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37歳、愛知県在住。 仕事と育児に関する記録をつけています。 4歳の双子と1歳、3児の母です。

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